紅蓮の灯火と、泡沫の涼

神社の境内へと続く石畳は、夏の強い日差しを浴びて白く熱を持っていた。周囲の木々からは、割れんばかりの蝉時雨が降り注いでいる。青年――健(たける)は、額の汗を拭いながら、普段は滅多に人が訪れない山奥の古社へと足を運んでいた。目的は、涼を求めること。そして、この神社に古くから伝わるという不思議な伝承を確かめるためだった。境内に入ると、外の喧騒が嘘のように静まり返っていた。一対の朱塗りの灯籠が、木漏れ日
作品情報
| 公開日 | 2026/08/17 |
|---|---|
| 画像サイズ | 720×1200px |
| 反響 | いいね 0 ・ コメント 0 ・ 閲覧 1 |
| 参加コンテスト | 鬼娘の宴・小さな角の子(投稿 224 点) |
タグ
鬼娘の宴
作者
24thRico💖🌟🌟✨️✨️✨✨さんの作品一覧











